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静学ブログ

2016年11月30日
【静学からの挑戦状vol.9】 解答例
新!静学からの挑戦状5角形7角形(P1)
新!静学からの挑戦状5角形7角形(P2)
新!静学からの挑戦状5角形7角形(P3)














2016年11月15日
【静学からの挑戦状 Vol.9】
挑戦状問題vol9
挑戦状問題vol9
2016年11月15日
【静学からの挑戦状 Vol.8】解答例

 私達人間は一人では生きることができません。ちょっと難しい言葉ですが「人間は社会的な動物である」と言った人がいます。社会の一番小さな単位が「家族」でしょう。そして、学校の「クラス」は、君たちが「社会を築いていくうえで何をすべきか、どのように良い社会にしていくべきか」を学ぶとても意義のある「良い社会を築く実践の場」です。

さあ、クラス作りについて考えましょう。あなたは先生です。いろいろな家庭の子供たちがいます。いろいろな個性を持った子供たちがいます。好き嫌いも得手不得手もそれぞれ異なります。家庭環境ももちろん違います。さあ、どんなクラスを作りたいのか。第一に私は、みんながお互いのことを知ってほしいと思います。

 互いのことを良く知り合うために一番良いことは、例えば「合宿、キャンプ、文化祭、体育祭、合唱コンクールなど」得意な人も不得意な人も共に協力して何か一つの物を作り上げる経験こそ重要です。互いのことを良く知っていれば、誰かのいやがることも言わないし、得意なことを活かして協力し合うこともできます。互いに「気づきと配慮」ができるクラスにしたいと思います。

 悲しそうな顔をしている子はいないかな、苦しみ悩んでいる様子の子はいないかな。気付けばそっと声を掛けることも、いやそばに居てあげるだけでもいい。力づけることができる。楽しそうに話している子がいる。何か良いことあったのかな。一緒に喜んであげることができます。すごく何かに頑張っている子がいる。「すごいね!」といってほめてあげることができる。

 互いの違いを認めつつ、お互いを尊重し苦しみや悲しみそして喜びを共有できるクラスが良い。私はそんなクラスを作りたい。

2016年10月30日
【静学からの挑戦状 Vol.8】

 「人」は物事を見たり考えたりするとき、当然、自分の目で見、自分の頭で考える。そして、あくまで自分の立場から見て考えて判断する。さて、それでも君たちにはいろいろな立場(立ち位置と言ってもいい)がある。

 例えば、君はまず「人間である」「お父さんとお母さんの子供であり家族の一員である」「○○小学校の生徒である」もしかしたら「○○クラブの一員である」かもしれない。「学級委員長とか児童会の役員」かもしれない。そこで今回君たちには「 小学校のクラス担任」になってもらいたい。当然担任はいろいろな生徒がいる君のクラスを理想のクラスにしたいと考えるだろう。
 

    さあ、今回の問題です。小学校のクラス担任になったつもりで、君は自分が担当したクラスをどのようなクラスにしたいか、600字以内で書いてください。クラスにはいろいろな子供達がいてクラス担任の先生は大変です。でもそれが先生の「やりがい」でもあるのですが。

2016年10月30日
【静学からの挑戦状Vol.7】解答例
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2016年10月15日
【静学からの挑戦状Vol.7】

[問] 5で割ったら3余り、7で割ったら2余る自然数のうち最小の数を求めよ。

「この問題は学校でも習ったよ。問題集にものっているよ。」と思う人も多いと思います。きっとすぐに答えも見つけられるでしょう。
でも挑戦状の問題はここからです。

[問題1] 上の問は数の問題です。私たちは毎日、日常の生活を送っています。その生活の中で、実質的にこの問を解くのと同じ問題に出会います。さあ、実生活の香りがするような問題、本質は上の問を解くのと同じになる「文章題」を2つ作って下さい。

[問題2] [問]を3つの方法で解いてください。

[問題3] 5で割ったら2余り、7で割ったら5余り、さらに9で割ったら3余るような最小の自然数を求めなさい。
 

2016年10月15日
【静学からの挑戦状Vol.6】解答例

私の唯一の「宝」は、「家族」と言うしかありません。母、妻、子供たち、孫たちです。「愛する者」を宝と思わない人はいません。しかし、こんな答えなら誰もが持つ共通の答えでしょう。もちろんそう答えてくれてよいのです。私は少し違う答えを用意しました。恩師からのプレゼントと奥様からの言葉です。

 恩師は、高校の数学の教師、担任、生徒会の担当で3年間ずっとお世話になった先生です。授業中居眠りをしていようものなら男子、女子にかかわらず、学校中に響き渡るような声で「顔を洗ってこい!」と怒鳴りつけました。現在の生徒や保護者の方ならなんと言うでしょう。

 先生は、私が大学の数学科を受験し合格した時、自分のことのように喜んでくださいました。そして、東大の教授だった高木貞治著「解析概論」(数学を学ぶ学生のバイブル)と岩波書店出版の「数学辞典」をプレゼントしてくださいました。この二冊の本は今も手元に置いてある宝です。数学の厳しさと面白さを教えて下さいました。そして何より「数学の教師」になることを喜んでくださいました。県の採用試験に合格しその報告のためにお宅を訪問した時、国語の教師をしていた(当時は専業主婦だった)奥様がこんなことを言ってくださいました。「良い教師とはオーケストラの指揮者でもあり、役者のような人だと思うわ。」字数がないのでこの言葉の説明は止めておきましょう。でもこの言葉は、教師になってから何度も実感させられ続けている言葉です。

2016年09月30日
【静学からの挑戦状 Vol.6】

 三省堂の「新明解国語辞典」で「宝」という言葉の意味を調べてみると「世の中に数が少なくてきわめて(高価で)大切な品物」、「その人にとって、ほかにかけがえの無い大切な・もの(事)」とあります。スティーブンソンの書いた「宝島」は子供向けの海洋冒険小説です。少年ジムがひょんなことから昔海賊が隠した宝のありかを示した地図を手に入れ宝さがしに行く冒険物語ですね。この「宝」は前者の意味ですね。待ちに待った子供が胎内に宿ると家族は「子宝を授かった」と言いますね。こちらは後者の意味ですね。君たちは今でも家族の「宝」です。

 さて、君たち自身にも後者の意味での「宝」があるはずです。それが何かを教えて下さい。そして、そのことにまつわる出来事があればその出来事をも紹介しながら、なぜ君にとってそれが「宝」なのか、600字以内で書いてください。

2016年09月30日
【静学からの挑戦状Vol.5】解答例

挑戦状_vol_5_解答

2016年09月15日
【静学からの挑戦状Vol.4】解答例

今回の問題、深く考えようとすればするほど難しく感ずるのではないでしょうか。素直に表現してほしいと思います。しかし、その表現の根底には「なぜ学ぶのか、学び続けるのか」という問いに対する自分の考えがなければいけません。そのためにじっくり考え、その考えをまとめてから書いてほしいと思います。では、私の考えを、一つの解答例として書いてみましょう。

 

【解答例】

林竹二という先生が大学の学長だったとき、全国で授業をしました。もちろん小学生にもしました。「人間」と題する小学生対象に行った授業の記録が残っています。

 

先生は授業の冒頭で「カエルの子は何?」と問いかけます。「オタマジャクシ」「オタマジャクシはどうしたらカエルになる?」「ほっといてもなるよ」子ども達の元気な声が響きます。「では、人間の赤ちゃんはどう。ほっといても人間になる?」と問いかけ、先生は一枚の写真を見せます。インドの洞窟で発見された2人のオオカミに育てられた少女の写真です。少女達は、四つ足でものすごい速さで走り、生肉を食べ、犬のように水を飲み、遠吠えをしていました。人間の言葉は一言も話せません。先生は子ども達に語りかけます。「この子達は人間と言えるかな?」ここで子ども達は言葉を発しなくなり一人ひとり沈黙して考え出すのです。「人間ってなんだろう。人間になるとはどういうことだろうか」と。


 小学生の皆さん、現在の自分を見てください。外見だけでなく、内面も、智恵も、考え方も、感じ方も、今何ができるかも、どんなことに関心があるかも考えてみてください。今考えたこと全ては、君達が今まで12年間生きてきた中で多くのことを学び、そのことによって造られた「君」という存在です。

 

林竹二先生は「教育によってしか、すなわち学ぶことによってしか、動物としての人間(ホモ・サピエンス)が社会的存在としての人間に成長することはできない」と言われました。そして人間は人間である限り成長し続けてほしいと考えます。だからこそ学び続けます。どの様な人間になりたいかは学びによって得た一人ひとりの考えによって異なってきます。そして、成長すればするほど、なりたい自分になるために必要なことを自分で見つけ更に色々なことを学んでいくでしょう。

 

最後に、人間は「体験することから学ぶ」ことも多くあります。楽しい体験、うれしい体験、成功体験から学ぶことも多いですが、むしろ悲しい体験、苦しい体験、失敗という体験から学ぶことの方が大切なことが多いかもしれません。

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