SGT2024「ステンドグラス・アート」
7月23日(火)、7月25日(木)、8月21日(水)の3日間の日程で、SGT「ステンドグラス・アート」を行い、中学生と高校生を合わせて21名が参加しました。講師はステンドグラス工房かわもとの「かわもと みえ」先生です。今回は「ステンドグラス・パネル」を作成し、作成した作品は各家庭の部屋でインテリアとして飾ることができます。
1日目は、デザインや色の組み合わせを決めて、デザインに合わせてガラスを切り取りました。ジグソーパズルのように、様々な色のガラスをつなぎ合わせて1つのデザインを作ります。それぞれのパーツとなるガラスを1つ1つ切り落としました。
2日目は、ルーターという機械を使ってカットしたガラスの周りの研磨作業を行い、形を整えていきました。カットしたそれぞれのガラスの周りに銅テープを巻き、これでパーツの完成です。
3日目は、それぞれのパーツの周りにペースト(松脂などを混ぜたもの)を塗り、最初にはんだでそれぞれのパーツの点づけ(仮留め)を行いました。次に点づけしたそれぞれのパーツの周りすべてをはんだ付けして、しっかりとつなぎ合わせます。それぞれの色のガラスの周りにはんだを縁取り、洗浄液で拭き取って汚れを落としました。最後にワックスをかけ、ステンドグラス・パネルが完成しました。
- 自分の好きなガラスを選んでいます。
- ガラス用のカッターでデザインに合わせてガラスに大まかな切りこみを入れます。
- 切り込みを入れたガラスを切り落として大まかなパーツを作ります。
- ルーターという機械でガラスの形を整えます。
- 銅のテープをガラスの周りに貼っています。
- 貼り付けた銅のテープをヘラを使って密着させます。
- 貼り付けた銅のテープの上からペーストを塗っています。
- パーツ同士をはんだでつなぎ合わせます。
- 洗浄液をつけてガラスについた汚れを拭き取り、ワックスがけをしています。
- 完成した作品です。