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SGT2024「中学生のためのプログラミング講座」

 6月から10月にかけて全6回シリーズでSGT「中学生のためのプログラミング講座」を行っていました。講師は、Programming School D-schoolの五加絵梨香先生です。この講座では、スクラッチというプログラミング言語を使って、簡単なゲーム作りをしました。
 最初の2回の講座で作った「Catch the Fish」というゲームは、キャラクターの動きが一定の速さで動くものでしたが、3回目と4回目の講座では、キャラクターの動きがだんだん速くなる(等加速度運動)ようにプログラミングしました。さらに、「当たり判定」のプログラムも導入して、スタート地点からゴール地点まで十字キーで障害物を避けながらキャラクター(鳥)を動かす「flying bird」というゲームを作りました。障害物の配置やデザインも自分で考え、1つのステージをクリアするとより複雑な障害物のある難易度の高いステージに進むなどのゲームに仕上がりました。数学や物理の考え方にもつながる内容で、ゲーム作りにも学校で学んだことが生かされていることも学びました。
 最後の2回の講座では、これまでに作成したゲームを自分流にアレンジしてオリジナルゲームを作り、発表会を行いました。生徒から「このようにアレンジするにはどうすればいいですか?」と講師に尋ね、1対1でアドバイスを頂きました。これまでに作成した2つのゲームで学んだことを活かして新しいオリジナルゲームを作成する生徒、難易度が選択できるようにする生徒もいました。自分がやりたいことをプログラムできるようにどんどん自分で考えて工夫していく姿が印象的でした。
 発表会では、自分のゲームの工夫した点などを発表し、お互いのゲームを実際にやってみました。難しいステージをクリアするととても盛り上がり、各自の作ったゲームを全員で楽しみました。生徒はお互いに作成者に面白かった点などの感想を話してくれました。

  • キャラクターのデザインを作っています。両サイドが羽となり上下にパタパタ動くようにプログラミングします。
  • 加速度を設定し自然な動きにしたり、障害物に当たると振り出しに戻るようにしたりするようにプログラミングしています。
  • 障害物に当たると「GAME OVER」と表示されるようにデザインとプログラミングをしました。
  • 右側の赤い印をゴールに設定しました。ゴールに触れるとゲームクリアで次のステージに進むようにプログラミングします。
  • お互いの作品を発表しています。