SGT「静学オリジナルのラジオＣＭを作ろう」

　７月から９月にわたり４回シリーズでＳＧＴ「静学オリジナルのラジオＣＭを作ろう」を行っています。この講座では、優秀作品に選ばれた生徒には、自分で作った原稿を実際のスタジオにて自分のナレーションで収録し、ＦＭラジオで実際にＣＭとして放送されるという、貴重な体験を得られます。

　１回目の７月４日の講座の講師は、ＦＭラジオ局Ｋ－ＭＩＸに勤務されている佐藤智宣先生です。前半で「放送局についての全般的な話」や「ラジオＣＭについての話」を聞き、「実際に流れているラジオＣＭ」を聞きました。後半で「自己ＰＲのラジオＣＭ」をお題として学年・名前・この夏に頑張りたいことを、２０秒のＣＭ風にまとめる原稿作り、実習を行いました。最後に「静学のＰＲのＣＭ」の原稿を作るという課題が与えられ、次回の講座でＣＭコピー作品案を発表し合い、添削指導を受けます。今回の講座を受けて、これまでとは違った角度からラジオ番組やラジオＣＭを聞き取れるようになったと思います。この後も色々なラジオＣＭを参考に、自分オリジナルの「静学のＰＲのＣＭ」を作っていきます。

　２回目の７月２４日の講座では、１回目の講座の最後に与えられた「静学のＰＲのＣＭ」を作成するという課題を、約３週間の間に各自でＣＭの原稿を考え、発表し合います。２回目からの講師は、K－ＭＩＸに勤務されている、本校卒業生の大倉広己先生です。最初に講師と受講生それぞれの自己紹介をお互いにしました。講師の大倉先生は静学に在学していたときの様子、放送局に就職した理由など、お話しされました。また、受講生からは、このＳＧＴに参加した理由も一言ずつ紹介し、「マスコミ志望」「ラジオをよく聞く」「貴重な体験ができそう」など、それぞれの思いを紹介し合い、どの受講生も目的意識を持って参加してくれました。

　その後、今回のメインテーマである各自で作ってきたラジオＣＭの仮作品を発表し合いました。発表の前に自分のＣＭの作品のアピールポイントを紹介してから各自の原稿を読み上げ、静学の魅力を伝えるＣＭ、静学の入試説明会への呼びかけのＣＭなど、各自の作品が発表されました。発表後は、一人一人に対して個別に直接ブラッシュアップをしました。より魅力的で的確なＣＭにするためのアドバイスを個別に頂き、修正を重ねていきます。２０秒間のラジオＣＭで、どれだけの内容がリスナーに伝わるか工夫していきます。ブラッシュアップ後も、残りの時間で改良した原稿を点検してもらったり、受講者同士で意見を出し合ったりしました。中には原稿を読み上げたものを録音し、２０秒で収まっているか、聴きやすいかなども確認する受講生もいました。

　次回は８月２２日です。次回はいよいよ作品を完成させます。

• ラジオや放送についての説明を受けています。ラジオについて詳しい人も多いようです。
• CM作りの練習として自己紹介と抱負を20秒でCM風に原稿にしています。
• 作成した自己紹介と抱負の原稿をＣＭ風に発表しています。20秒で収まりました。
• お互いの自己紹介を行います。まずは講師の大倉先生自身の自己紹介です。
• 作ってきたＣＭの仮作品を発表しています。
• １人ずつブラッシュアップして改良を重ねます。受講者同士でも意見を述べ合ったりタイムを測ったりしています。