世界津波の日2024高校生サミットin熊本
10月23日から24日に熊本県で行われた「世界津波の日2024高校生サミットin熊本」に参加してきました。津波サミットとは、地震や津波等の自然災害から生命を守り、より良い復興を考える次世代のリーダー育成を目的とするものであり、今回は日本を含む世界44の国と地域から526名の高校生が参加し、活発な議論を通じて絆を深めました。防災、減災、復興の3テーマで15グループに分かれ、各国で起きた災害の実例や必要な対応を英語で発表した後、行動計画を考えました。
それぞれの国の防災への考えや文化の違いを知ることができ、全ての国が災害から大切な人を守ることに真剣に向きあっていることが分かりました。
開会式では、能登半島地震及び9月に発生した奥能登豪雨で被災された石川県の高校生のプレゼンテーションを聞きました。今もなお、先が見えない状況に苦しみながらも、手を取り合い、前を向いて進んでいるお話を聞き、過去の津波被害を受けた地域の取り組みや教訓を具体的に学べたのは印象的でした。
この熊本での学びを静岡学園に持ち帰り、防災の重要性を伝えていきます。