【歴史研究部】東海道57次講演会に参加
こんにちは、歴史研究部です。突然ですが、江戸時代に東海道の宿場はいくつあったでしょうか? 答えは「57」です。歌川広重の有名な「東海道五十三次」という浮世絵によって、宿場の数を「53」だと思っている方も多いのではないでしょうか。実は、江戸から京都までが53箇所で、これに「伏見」「淀」「枚方」「守口」を加えて大阪までに57の宿場があったのです。このような東海道の正しい理解と街道観光の振興を目的とした「東海道57次講演会」というイベントが、4月22日(土)に清水ふれあいホールにて開かれ、歴史研究部の有志も聴講しました。
講演の間、部員たちは熱心にメモを取り「街道巡りの魅力として、歴史・文化を知るだけでなく、土地の名物を食べたり自然と触れ合ったりできることを知り、思ったより楽しいものだとわかった」「講演会を開いて若者にも伝えようとしてくれているのが素晴らしいです」などの感想を話してくれました。
イベントには就任されたばかりの難波喬司市長も出席され、静岡市を大きなひとつの博物館に、とおっしゃっていたことが印象的です。歴史研究部も、当時の情景を思いながら東海道を歩いて知らなかった静岡の歴史に気づき、それを伝えていけるような活動をしたいと感じました。