SGT「着物解体新書~着物ってなんだろう?究極のSDGsウェア~」
9月14日(木)の放課後に、SGT「着物解体新書」が行われました。講師は、きもののここち透佳の山口純世先生です。サブタイトルにある「究極のSDG‘sウェア」と言われる理由と、着物の構造について講話と実技を交えて行われました。
まず、着物について12個の特徴を聞きました。着物は自然の花である綿花から作られた糸で作成されているため、大変環境にも優しい服です。また、1枚の布で作られているため、余すことなく無駄もありません。ミシンを使わず手で縫うため、糸が切れても縫い直しが可能です。古くなったら1枚の布に戻して別のものに作り変えたり、綿花から作られているため自然に返したりすることもできるため、まさに究極のSDG‘sウェアということも実感しました。
次に、8枚の長方形の紙を布に見立てて、着物のモデルを作りました。前半の話の通り、全く余りが出ないため無駄を出さずに着物が作れることを体験しました。布に見立てた紙を折ったり、テープでつなげたりして、着物の構造も理解することができました。
今回の講座を通じて、着物の優れた点や構造が理解でき、着物に対する見方も変わったと思います。
- 講師の山口先生から着物がなぜSDG'sなのかについて、お話を聞きます。
- 着物の素材である綿花に触れています。
- 着物の構造について着物のモデルで説明を受けています。
- 布に見立てた紙を使って、着物を作り始めます。
- 先生のサポートを受けながら紙の着物を作っています。着物の構造が実感できました。
- 1枚の長方形の紙からできた着物が完成しました。