SGT2024「静学オリジナルのラジオCMを作ろう」
7月から9月にわたり4回シリーズでSGT「静学オリジナルのラジオCMを作ろう」を行いました。講師はFMラジオ局K-MIXに勤務されている、本校卒業生の大倉広己先生です。この講座では、優秀作品に選ばれた生徒には、自分で作った原稿を実際のスタジオにて自分のナレーションで収録し、FMラジオで実際にCMとして放送されるという、貴重な体験を得られます。中学生11名、高校生7名が参加しました。
最終回となる9月8日(日)は、スタジオでの収録です。最優秀賞1人と優秀賞3組(合作を含む)の計5人が、新静岡セノバ5階にある‘K-MIX view-st. SHIZUOKA NOA’に集合し、本物のFM放送局のスタジオで収録体験を行いました。まず、K-MIXのディレクターからスタジオのマイクやスイッチの使い方の説明や、実際のFMでの生放送ではどのようなことがスタジオで行われているかなど、SGT参加者のみ聞くことができる貴重な情報を得ることができました。収録時には、話し方のコツ(間の取り方、話す速さ、声の強弱など)にも気をつけながら、「台本を読む」ではなく「語りかける」ように心がけていました。また、20秒で収まるように速さを調整したり、台本を修正したりしながら、何テイクか録音して自分の納得いく作品が出来上がりました。
また、受賞できなかった人も希望者6人がスタジオ見学という形で参加し、放送席やディレクター席にも座って放送機材の操作と番組の進行(CM→ジングル→BGM・トーク・効果音・曲紹介→曲)の模擬体験も行いました。番組ディレクターとパーソナリティー(出演者)の両方の気分も味わえたと思います。
収録したCMは10月1日~10月8日に22回、11月25日~12月3日に23回、計45回それぞれ平日20時~24時に放送される予定です。
- 新静岡セノバにあるK-MIX view-st SHIZUOKA NOAです。
- スタジオ見学者にはディレクター席で機材の操作方法や実際の番組の進行の模擬体験を行いました。
- ディレクター席からキューを出して、模擬番組の進行を体験しています。
- 右手のレバーでマイクのスイッチを切り替えます。
- ディレクターの合図(キュー)を見て自分でスイッチを入れて始めます。
- 2人でセリフに合わせてタイミングを合わせます。
- 20秒で収まるように台本を修正しながら収録します。
- 納得がいくまで何テイクか収録を重ねます。
- このスタジオの様子は外からも見学できます。平日の夕方の生放送の番組も、このスタジオから届けています。