SGT「農業体験講座〜第8回棚田ツアー〜」
11月25日(土)に第8回目のSGT農業体験講座を行い、中学生と高校生合わせて21名が参加しました。
今年の農業体験の最後となった今回は、前回稲刈りをして干しておいた稲を片付けて、脱穀をし、餅つきをしてみんなで美味しくいただきました。
干した稲の片付けはとても重くて大変でしたが、中学1年生を中心に頑張りました。
脱穀は、昔はとても時間のかかる作業だったそうですが、今は機械で簡単に行うことができます。前回の体験では、大正時代に使われていた足踏み式の脱穀機で脱穀体験を少しだけ行いましたが、今回はハーベスターという昭和の時代から使われているガソリンエンジンで動く機械での脱穀体験を行いました。
そして、この棚田で育てた餅米で、高校生と中学2年生が餅つきを体験しました。杵が重く、最初はなかなかうまく出来ませんでしたが、だんだんと慣れてきてうまくつけるようになりました。ついたお餅は、きな粉、餡子、大根おろし醤油、そしてお雑煮にしていただきました。つきたてのお餅は本当に柔らかくてとても美味しかったです。
最後に田んぼのまわりの電柵とシートを片付けて今回の作業は終わりました。また来年の農業体験でもたくさんの生徒が参加してくれることを楽しみにしています。
たくさんの貴重な体験をさせていただいた清沢塾の皆様、本当にありがとうございました。
- 干した稲を脱穀機のある場所へ運びます。
- 機械式の脱穀機で脱穀体験をしています。
- 餅米を炊いて餅つきの準備をしています。
- 餅つき体験をしました。杵は重力を利用してつくと上手につけます。
- 稲架として使っていた棒を洗って片づけます。また来年使います。
- 棚田で育て、棚田でついたお餅です。きな粉や餡子や大根おろし醤油で頂きました。
- お雑煮用の汁です。自分たちで育てて収穫したお餅はとてもおいしかったです。
- 最後に電気柵のシートを畳んで片づけました。