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SGT2024「農業体験講座〜第4回棚田ツアー〜」

 7月13日(土)に第4回農業体験講座を、静岡市の清沢にある棚田で実施しました。中学生と高校生を合わせて22名が参加しました。前日の天気予報では小雨予報でしたが、当日は薄曇りの天候での活動となりました。
 前日の雨により、ヒルやミミズなどが多くいることが予想されました。到着して早々、何人かの生徒がヒルにかまれてしまいました。痛みや痒みはないらしく、かまれている時には気付かないようです。軟膏を塗ってテープを貼る処置をしました。農業体験が始まる前の注意でも、多湿のためヒルが多くいるから肌を出さないようにと注意喚起がありました。ヤマビルは上から落ちてくることはなく、下から登ってくることが基本であるため、ヒル避けのスプレーをお借りしました。ヒルは血が止まらなくなる酵素を出すとのことで、同じくかまれると血が止まらなくなるヤマカガシについて教わりました。また、気温も上がっていることで熱中症への注意も受けましたが、山の上は普段より少し涼しい気がしました。
 清沢塾では無農薬で農作を行っているので、雑草とも共存を目指していますが、雑草が稲の成長を妨げてしまうため、現在は駆除する方向で実施しています。そこで、今回の作業は「雑草の除去」と、前回の作業で途中まで行った「電気柵の杭打ち」の続きを行いました。
 中学生は棚田で雑草取りです。雑草取り用の道具を用いて行いました。苗を傷つけないように細心の注意を払いつつ作業に取り組んでいました。途中からは苗と雑草を正確に分けるため手作業で雑草取りをしました。
 高校生は山側へ行き、獣から棚田を守るための電気柵作りのための杭打ちを行いに行きました。杭は一定の間隔で、真っ直ぐ線が張れるよう気をつけながら行いました。棚田の上の方では鹿の骨があり、普段見られないことで生徒も興奮気味に写真を撮っていました。
 午後は崩れてしまった畦を直しに行きました。畦とは水田と水田の境に水田の中の泥土を盛って、水が外に漏れないようにしたものですが、所々弱くなっていて水が漏れている場所がありました。新しい土を運んで崩れた箇所に置き、上から固めるという作業を中高生で協力して行っていました。
 夏休みの間に稲は急成長を遂げます。皆も夏休みを有効に使うようにとの清沢塾の先生からお話があり、今日の活動は終了しました。次回は8月31日です。

  • 電気柵用の杭を棚田の周りに等間隔になるように運んでいます。
  • 電気柵を張るための杭を入れますが、先に杭を入れるための通り道を作っておきます。
  • 先ほど作った通り道に電気柵用の杭を打ち込みます。
  • 電気柵の杭を打つ際に土が固い場所は杭の頭を傷つけないように木の板で保護しながら打ち込みます。
  • 道具を使って棚田の中の雑草を取り除きます。
  • 途中からは苗と雑草を正確に分けるため手作業で雑草取りをします。
  • 畦道の補修用の土を運ぶため、一輪車に乗せています。
  • 畦道に並んで、補修用の土をバケツリレー式で補修が必要な場所へ運びます。
  • 畦道を補修しています。新たな土を追加して形を整え固めていきます。
  • ヒルにかまれてしまった部位に軟膏を塗ってテープを貼る処置をしました。
  • 夏に近づきさまざまな生物と触れ合いました。