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校長からの挨拶

新しい仲間と出会い、世界が広がるSHIZUGAKUでの学校生活

 

一人ひとりの夢の実現に向けた特色ある学び

 予測困難な時代を生きる中高生にとって、人生を切り拓いていく力を身につけることは大変重要な課題です。確かな知識・経験に裏付けされた自分の考えをしっかりと持ち、同時に、異なる環境・様々な価値観の中で生きてきた人々の主張を理解し合い、協働することが必要です。
 静岡学園は2011年に教養科学科を創設し、他者と共生しながら社会に貢献できる「知性」「人間性」「志」の土台の育成に力を注いできました。こんにち、本校には将来の目標や出身も様々な生徒が集まっており、SGTをはじめ多彩な体験プログラム、部活動も充実しています。
 これからも、創立者牧野賢一先生の教えである「孝友三心」の精神とともに、生徒一人ひとりの夢の実現に向けた取り組みを続けていきます。新しい仲間と出会い、自分の世界が広がるSHIZUGAKUでの学校生活を楽しみにしてください。

静岡学園中学校・高等学校
校長 鳴嶋 𠮷彦

 

教養科学科とは

教養科学科は、何を勉強する学科ですか。

普通科に比べて深く、幅広く勉強して教養を深める学科、それが静岡学園の教養科学科です。まず国語や数学などを着実に学び、各教科の知識を正確に習得することを大切にしています。さらには社会×英語のような教科横断型の専門科目や、多様な体験ができる特別プログラムを通じて、全員が総合力を身につけることを大切にしています。

その学びはなぜ、重要なのですか。

世の中には一つの専門知識だけでは解決できないことがたくさんあります。必要なのは問題を論理的に分析し、異なるジャンルの知識を統合させて考え、問題を解きほぐしていく力、つまり「問題解決能力」です。そこから生まれる新しい知恵、それらを創造しようという前向きな姿勢は、次の時代を生き抜くためにきっと役に立つはずです。このような学びが、皆さんの進路決定と大学での学び方に大きなアドバンテージとなることは、言うまでもありません。

専門科目には、どんな科目がありますか。

例えば生徒に人気の高い「情報教養テクノロジー」では、表計算やプレゼンテーションなどの情報発信スキルを自由に使いこなせるようになります。また、国語と家庭科の両方の面から、日本の文化や習慣について理解を深める「日本文化演習」や、世界的視野から日本を見つめ、英語で発信する「国際日本」など、複合的な視点から学ぶ科目が用意されています。

難関大学に合格する力は身につきますか。

もちろんです。難関大学ほど、時代の変化に柔軟に対応できる人材を育成するために、「問題解決力」と「新たな知を創造する力」を求めており、入試内容や制度が変化しています。教養科学科での学びは、普通科以上に難関大学合格の力を養います。全生徒、志望大学への現役合格を目指して、こまやかな進路指導や、弱点を克服して得意科目を伸ばすための特別補習など、十分に行っていきます。